ホワイトブリーチについて

こんにちは、カラーリストのチャーリーです。
今回は初めから真面目なお話です。

タイトルにもあるホワイトブリーチついてです。

僕はホワイトブリーチには2種類あると考えています。
その2種類というのは、1つはブリーチのみでほぼホワイトまで仕上げる「リアルホワイツ」

ホワイトブリーチについて_20191217_1

もう1つはブリーチである程度までホワイトまで近づけてその上からカラー剤をつかって白っぽく見せる「ホワイトカラー」です。

ホワイトブリーチについて_20191217_2

どちらにせよ髪にかかる負担はとても大きくなるため出来る髪には条件があります。
そしてそれはブリーチのみでホワイトまで仕上げる分リアルホワイツの方が厳しい条件になります。

『リアルホワイツができる条件』
1、ヴァージン毛であること
2、アイロン等による熱のダメージがないこと
3、ホームケアができること
の三点です。

最低条件としてヴァージン毛であることが必要です。
つまり既にカラーがされていたり、パーマやストレートがかかった髪をリアルホワイツにするのは難しいです。
ただリアルホワイツはほぼブリーチのみで仕上げるため色落ちということがありません。
そのため他のカラーやパーマを我慢してでもチャレンジしてみる価値はあるのではないでしょうか?

これに対してホワイトカラー条件は少しだけ緩くなります。
『ホワイトカラーの条件』
1、10レベル以下の暗いカラーをしたことがないこと
2、パーマ、縮毛矯正がかかってないこと
3、アイロン等による熱のダメージがないこと
4、ホームケアができること

の4点です。

茶髪になっている方でもチャンスはあります。
ただし10レベル以下の濃いカラーをしてしまうとブリーチしてもその染料が取りきれなくなってしまうため、いつかホワイト系のカラーがしたいと思っている方は“絶対に”暗いカラーはやめましょう。

どちらにせよ元々の髪にダメージがないことがとても大切になってきます。
今ある髪の状態にをできる限り維持してブリーチすることは可能ですが、髪を回復させることは出来ません。
そのためブリーチする前の状態でいかに髪の体力が残っているかどうかが大切です。

ホワイト領域へのブリーチは髪の状態によっては断りすることもございますがご了承ください。
その場合別のできるカラーを一緒に考えましょう。

何はともあれまずは1度ご相談ください。

今回はこのあたりで!
チャーリーでした!